源泉所得税
Q.
源泉所得税の納付について

従業員から徴収した源泉所得税を、何ヶ月かまとめて納めることができると聞いたのですが、具体的に教えてください。

A.
原則は、給与等を支払った月の翌月10日までに納めなくてはいけません。
しかし、給与等の支給人数が常時10名未満の会社には、特例があり、半年分をまとめて納めることができます。
1月から6月までに源泉徴収した所得税は7月10日迄に、7月から12月までに源泉徴収した所得税は翌年1月20日迄に納めれば良いのです。この特例を受けるためには「源泉所得税の納期の特例の承認に関する申告書」と「納期の特例適用者に係る納期限の特例に関する届出書」を管轄の税務署へ提出することが必要です。
Q.
扶養親族について

夫婦共働きで子供が2名います。現在夫の給与から子供の扶養控除を行っていますが、病気で休職することになってしまいました。私に変更することはできるのでしょうか?

A.
変更することは可能です。扶養親族は年の途中でも変更可能です。子供が2人いる場合には扶養親族を1名ずつ分散することも可能です。会社に扶養控除申告書の内容の変更を申請してください。
Q.
扶養について

今まで専業主婦でしたが、今月からパートとして働き始めます。会社に勤める夫の扶養から外れてしまうのは、年収何万円からでしょうか?

A.
扶養には主に「所得税法上の扶養」と「社会保険上の扶養」の2つの扶養があります。

所得税法上 … 給与年収が103万円以下の場合に扶養扱いとなり配偶者控除を受けることができます。ただし、給与年収が103万円を超えても141万円未満の場合には旦那様の合計所得金額が1,000万円以下のときに限りますが、配偶者特別控除の適用がありますので、急激な税負担の増加はありません。

社会保険上 … 給与年収が130万円以下の場合に扶養となります。この130万円というのは見込み年収です。将来にわたって年間130万円以上の収入が見込まれる…という時点から、「扶養から外れる」という形になります。年金や健康保険料の負担が発生します。
Q.
交通費(通勤手当)について

毎月給与とは別に交通費(通勤手当)を支給してもらっています。この交通費に所得税はかかるのでしょうか?

A.
通勤手当には通常所得税はかかりません。しかし一定の限度額を超えると課税対象になります。

<自転車やマイカーで通勤>
片道通勤距離が…
2km未満全額課税対象
2km以上10km未満限度額4,100円
10km以上15km未満限度額6,500円
15km以上25km未満限度額11,300円
25km以上35km未満限度額16,100円
35km以上45km未満限度額20,900円
45km以上限度額24,500円
例)片道通勤距離が20kmのAさんの通勤手当支給額が13,000円の場合、
13,000円-11,300円=1,700円
→1,700円が課税対象になります。

<交通機関で通勤>
合理的運賃の額(最高限度 10万円)
※新幹線の利用は認められますが、グリーン車の利用は認められません。
Q.
日当について

日当を支給したいのですが、注意する点ありますか?

A.
会社は、役員や従業員の出張に際して日当を支給することができます。日当、慰労、諸雑費(一般的には昼食代などの実費弁済分)の補填のための手当といった意味合いが強いため税法上賃金として扱われません。
支給の際は、会社の「旅費規程」を作成し出張に際し日当を支給する旨の規程を設けてください。支給額は「旅費交通費」として計上できます。
支給された従業員等は、給与ではないため所得税や住民税の対象にはなりません。
Q.
制服の支給について

意欲向上のため、従業員の制服を購入しました。これは福利厚生費として処理して良いのでしょうか?

A.
勤務場所以外では着用することがないような作業着や事務服であれば、福利厚生費で処理できます。但し、仕事場以外でも着られるようなジャケットやジャンパー、スーツ等は現物支給と見なされ、給与扱いとなってしまいます。
制服の見やすい部分に社名や会社のロゴマーク等を入れておくことをおすすめします。
| ホーム  | 料金表  | ワンポイント税務  | Q&A  | 事務所概要 |
Copyright © 税理士 齋藤康之事務所. All rights reserved.